東京から車で2〜3時間。高速を降りると山と緑が広がって、後部座席の愛犬もそわそわし始めます。
新潟・福島エリアには、犬と一緒に泊まれるコテージや旅館が想像以上にたくさんあります。プライベートドッグラン付きのコテージから犬同伴OKの温泉旅館まで、タイプの違う宿がそろっているのもこのエリアの魅力です。
私たちは実際に2軒泊まって、残り3軒は「次に行きたいリスト」に入れています。泊まったからこそわかるリアルな感想と、調べてみて「ここは良さそう」と思った宿をまとめました。
犬と泊まれる新潟・福島の宿は選択肢が広い
コテージ貸切でノーリード生活を楽しむのもよし、源泉かけ流しの温泉旅館で贅沢するのもよし。新潟・福島エリアは自然が豊かで敷地の広い宿が多いので、愛犬がのびのび過ごせるところが気に入っています。
今回紹介するのは、コテージ2軒・温泉旅館3軒の計5つ。泊まった2軒は体験談たっぷりでお届けしますね。
あてま高原リゾート ベルナティオ(新潟・十日町)

プライベートドッグラン付きの1棟貸切コテージ
2022年の5月に泊まりました。ペット専用コテージ「カーネリア」には3タイプあって、私たちはプライベートドッグラン付きの1棟貸切タイプを選んでいます。
2階建てのログハウスで、中に入ると木のぬくもりが心地いいんですよね。リビング、ダイニング、2階にベッドが複数あって、大人数でもゆとりがあります。

ホテル本館からは少し離れた場所にあるぶん、周りを気にせず過ごせたのがよかったです。コテージの目の前にプライベートドッグラン(約300㎡)があるので、うちのちくわ(ポメラニアン)は到着した瞬間からノーリードで走り回っていました。
ちくわよその犬がいないから、のびのび走れるのがうれしい!
アメニティは充実。ただしご飯は自分で用意
コテージ内には広々としたケージ、トイレシート、コロコロ、食器、消臭スプレーがひと通り揃っていました。ウッドデッキにはシャワー式の足洗い場もあって、ドッグランで遊んだ後にすぐ足を洗えます。
ワンちゃん用のご飯は自分で持っていく必要があります。アメニティが充実しているだけに、ここだけちょっと惜しかったです
部屋食だから愛犬とずっと一緒
プランにもよりますが、私たちのときは朝も夜もコテージまで食事を運んでくれました。夜は焼肉セット。いいお肉を、ちくわが足元でくつろいでいる横で焼くのは贅沢でしたよ。


温泉はホテル本館と別館の2種類あって、どちらも宿泊者なら自由に入れます。コテージから少し歩くので、そのあいだちくわはコテージでお留守番です。
車で30分の清津峡もワンコ同伴OK
近くの清津峡渓谷トンネルは犬同伴で入れます(リード1m以内で歩行OK)。トンネル最奥の水鏡アートは圧巻で、ちくわ越しに撮った1枚がいちばんのお気に入りになりました。


5月に行ったら虫が多かったです。春の連休明けか秋の紅葉シーズンに行くのがおすすめですよ


あてま高原リゾート ベルナティオ
エンゼルフォレスト白河高原(福島・羽鳥湖高原)


敷地が広すぎて1日じゃ遊びきれない
2024年8月に泊まりました。とにかく敷地の広さが桁違いです。チェックインしてからずっと「え、まだあるの?」の連続でした。
コテージは黒い外壁のモダンなデザインで、プライベートドッグラン付き。室内にはプロジェクターがあって、焚き火の映像を流しながらワインを楽しみました。外には本物の薪で焚き火ができるスペースもあります。


犬用バイキングの本気度がすごい
ここでいちばん驚いたのが犬用バイキングです。料理がずらっと並んでいて、人間が食べたくなるほど本格的でした。調味料は使っていないので安心して食べさせられます。


ペットカートの貸し出しもあるので食事会場までの移動もスムーズ。レストランはコテージとは別の場所ですが、犬同伴OKなので一緒にご飯を楽しめました。
犬用バイキング、正直私たちより豪華だったかも
愛犬とカヌーで湖上散歩
カナディアンカヌーは犬同伴OKです。ちくわは初めてのボートでしたが、湖の上で風を感じながらご機嫌そうにしていました。


敷地内には小川が流れるドッグランもあって、ノーリードで水遊びができます。小型犬エリアと大型犬エリアに分かれているのも安心ですね。
スノーピークのカフェもワンコ同伴OK
併設のスノーピークカフェは犬連れで入れます。犬用のソファーまで用意されていて、ちくわは湖を眺めながらソファーでくつろいでニコニコしていました。


山の中だから8月でも涼しいかと期待しましたが、結構暑かったです。犬用の虫除けスプレーは持っていった方がいいです


エンゼルフォレスト白河高原
¥5,060〜 / 泊
丸山温泉 古城館(新潟・南魚沼)


犬と泊まれる源泉100%かけ流しの温泉旅館
ここはまだ泊まれていませんが、次に行きたいリストの筆頭です。創業60年以上の温泉旅館で、源泉100%の丸山温泉が最大の売り。築約100年の土蔵を改修した湯殿は写真を見ただけで「ここ入りたい」と思わせる雰囲気があります。
リニューアルで犬同伴OKのレストランが新設されています。南魚沼産コシヒカリのごはんは「日本一うまい」と言われるだけあって、口コミでも食事の評価がとにかく高いです。
屋外ドッグランは宿泊者なら無料(4月中旬〜11月中旬の季節営業)。ペット宿泊料金は1泊1頭2,200円とリーズナブルですね。
丸山温泉 古城館
¥8,250〜 / 泊
越後湯沢 御湯宿 中屋(新潟・越後湯沢)


オリコン満足度2年連続1位の老舗旅館
創業400年の歴史を持つ温泉旅館です。オリコン顧客満足度で2年連続1位を獲得していて、マイベストアワード2025で最優秀賞も受賞しています。犬連れ関係なく評価が高い宿なので、宿の質に妥協したくない方にぴったりです。
「ワンちゃんとお泊りプラン」では、クッションフロア材を敷いたペット専用の和室(12畳+6畳の二間続き)に泊まれます。食事は部屋食なので、愛犬と離れる時間がほとんどありません。
源泉かけ流しの露天風呂からは越後の山々が一望できて、「一望千里」の名前に偽りなし。口コミで最も褒められているのがこの眺望です。
小型犬・中型犬のみ対応。大型犬は泊まれないので予約前に確認してくださいね
ペット宿泊料金は1頭3,300円。
越後湯沢温泉 一望千里 御湯宿 中屋
¥8,855〜 / 泊
土湯温泉 ニュー扇屋(福島・福島市)


愛犬専用の温泉風呂がある旅館
わんちゃん専用の温泉足湯があるという、ちょっと珍しい温泉旅館です。昭和46年創業の老舗で、玄関奥の床下から湧く自家源泉は江戸時代から続く歴史があります。楽天トラベルの評価は4.54点(205件)と高評価。
わんちゃん専用の足湯は本物の源泉を使っていて、散歩やドッグランの後に愛犬の足を温泉で洗ってあげられます。土湯温泉郷で大型犬まで受け入れているのはここだけです。
ドッグカフェも併設されていて、犬用の椅子やシート、ドッグカートまで用意されています。食事は部屋食で懐石料理。品数が多くて食べきれないという口コミもあるほどです。
大女将をはじめスタッフ全員が犬好きらしく、接客の評判がとにかく高いですよ。
土湯温泉 自噴泉の宿 ニュー扇屋
¥11,000〜 / 泊
犬連れ旅行で持っていってよかったもの
2回のコテージ泊で「これは持ってきて正解」と思ったものをまとめました。
- 犬用のご飯とおやつ(宿に用意がないことが多いです。エンゼルフォレストの犬用バイキングは例外でした)
- 犬用の虫除けスプレー(自然豊かな場所ほど必要度が上がります。両方の宿で活躍しました)
- マナーベルト・マナーパンツ(コテージでの粗相対策に。念のため毎回持参しています)
- 狂犬病・ワクチンの証明書(ほぼ全ての宿でチェックイン時に提示を求められます。忘れると泊まれないこともあります)
- リードの予備(ドッグラン以外は基本リード必須。1本だけだと不安なので2本持っていきます)
宿のアメニティに期待しすぎないのがコツです。「最低限は自分で用意する」くらいの気持ちでいると、充実していたとき得した気分になれますよ
- 新潟・福島で犬と泊まれる宿の料金相場は?
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1泊2食付きで1人あたり1.5万〜3万円が目安です。ペットの宿泊料金は別途1,000〜3,300円かかります。コテージタイプは1棟貸しなので、人数が多いほど1人あたりの料金は安くなります。
- 大型犬でも泊まれる宿はある?
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ベルナティオ・エンゼルフォレスト・古城館・ニュー扇屋は大型犬も宿泊OK。御湯宿 中屋のみ小型犬・中型犬限定です。予約前に宿に直接確認すると安心です。
- チェックインで必要な持ち物は?
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狂犬病予防接種証明書と5種以上の混合ワクチン接種証明書がほぼ必須です。忘れると宿泊できないケースもあるので、出発前に必ずカバンに入れておきましょう。









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