千葉・房総には犬と泊まれる宿がたくさんありますが、エリアによって宿のタイプや犬との過ごし方がまるで違います。
内房の静かなヴィラ、外房の天然温泉、内陸の広大なドッグラン。どのエリアが合うかを知っておくだけで、宿選びの失敗がなくなります。(※料金・サービス内容は2026年3月時点の情報です。最新情報は各宿の公式サイトをご確認ください)
千葉・房総は「犬連れに近くて便利」だけじゃない

東京から車で1〜2時間で着く千葉・房総は、犬連れ旅行の定番エリアです。
ただ、「千葉ならどこも同じ」と思って宿を選ぶと、行ってから後悔することがあります。
内房は東京湾に面していて穏やかな海が広がり、静かに過ごしたい犬連れ向き。
外房は太平洋側で、里山の自然やプライベート感を求める人に合います。
南房総は房総半島の先端で、開放感のあるリゾート滞在ができるエリア。
内陸は広大な敷地を持つ施設が多く、ドッグランで思いきり走らせたい日にぴったりです。
ちくわいろんなにおいがする!
同じ千葉でも、エリアによって宿のタイプや犬との過ごし方がまるで違います。
どの宿も気になっていて計画中ですが、公式サイトや予約サイトを徹底的に調べて5つの宿をエリアの特徴ごとにまとめました。
犬と泊まれる千葉の宿を選ぶときに確認したいこと
宿選びで見落としがちなのが、犬の体重制限と頭数制限です。
「ペットOK」と書いてあっても、小型犬のみだったり、1頭までだったりすることは珍しくありません。
確認しておきたいポイントは3つ。
- 体重・頭数制限(特に10kg前後のボーダーラインにいる子は要注意)
- ドッグランの種類(共用か、部屋の専用か、貸切できるか)
- 食事中の犬同伴(レストラン同伴OK・テラスのみ・自炊など差が大きい)
予約サイトと公式サイトで情報が違うことがあります。不安なら宿に直接確認するのが確実です
特にドッグランは「あり」と書いてあっても、共用スペースだけの場合と、客室に専用ランが付いている場合でまったく過ごし方が変わります。
ほかの犬が苦手な子なら、専用ランや貸切ランがある宿を選ぶと安心。
【内房・鋸南】amane — 海を眺めるヴィラで静かに過ごす


私たちがずっと気になっていて、まだ行けていない宿がここです。
調べれば調べるほど「早く泊まりたい」という気持ちが強くなっています。
amane(オーシャンフロントヴィラ)は、内房・鋸南町にあるコンドミニアムタイプの宿。
鋸南保田ICから約10分とアクセスもよく、東京湾を一望できるロケーションにあります。
犬同伴はメゾネットルーム3棟のみで、小型犬10kg以下が2頭まで(ミックスは6kg以下)。
1頭あたり3,000円の追加料金がかかります。
調べて気づいた魅力
いちばん気になっているのは、客室に専用の天然芝ドッグランが付いているところ。
Aタイプは客室60平米+ドッグラン40平米、Bタイプは客室60平米+ドッグラン30平米です。
半露天のジャグジーからドッグランが見えるので、犬が遊んでいる姿を眺めながらお湯に浸かれます。
1階はタイル張りでノーリード可。
犬用のバスタブやトリミングテーブルまで用意されていて、犬の快適さにかなり本気の宿だと感じます。
食事は自炊(IHキッチン・BBQグリル付き)か、施設内の「鋸南食堂」でのレストラン食を選べます。
犬用の食事(肉と野菜のウェットフード)も朝夕各1セット付き。
料金は2名1室で49,900〜80,700円+犬1頭3,000円。時期やプランで変動するので、公式サイトや予約サイトで最新情報を確認してください
amaneは紀伊乃国屋グループが運営しています。
次に紹介するDANQOOも同じグループの宿で、犬連れへの姿勢に共通するこだわりが感じられます。
amane
¥49,900〜 / 泊(2名)
【内房・岩井】DANQOO — 犬と入れる温泉と個室の創作会席


amaneと同じ紀伊乃国屋グループが2022年12月にオープンした温泉旅館タイプの宿です。
鋸南富山ICから約6分、南房総市の岩井海岸エリアにあります。
こちらも小型犬10kg以下・2頭まで(1頭3,000円)。
amaneが「自分で料理を楽しむコンドミニアム」なら、DANQOOは「温泉と食事でもてなしてもらう旅館」という位置づけです。
全室に犬と入れる温泉がある
DANQOOの最大の特徴は、全10室すべてに犬と一緒に入れる客室温泉が付いていること。
プレミアム和室にはジェットバス付きの半露天風呂もあります。
ドッグランは300平米の人工芝で、夜間照明付き。
屋上にもドッグランがあるので、気分を変えて遊ばせることもできます。
食事は個室ダイニングで創作会席。
犬専用のカートが用意されていて、個室に犬を連れていけるのがありがたいポイント。
朝食はサラダやスムージーが並ぶ洋朝食スタイルになっています。



犬と一緒に温泉入れるの、うれしい
料金は1泊2食で2名74,200〜96,100円。
amaneより価格帯は上がりますが、食事・温泉・サービスがすべて含まれている分、手ぶらで贅沢したい旅に向いています。
DANQOO
¥74,200〜 / 泊(2名・2食付き)
【内陸・八街】小谷流の里 ドギーズアイランド — 13,000平米のドッグランで1日遊び倒す


ここまでの2軒が「静かに過ごす宿」なら、ドギーズアイランドは「犬と一緒にアクティブに遊ぶ宿」。
東京から車で最速55分、千葉の内陸・八街市にあります。
全185室すべてがペット同伴OKで、犬種・体重の制限なし。
1頭目は追加料金も無料です(2頭目から小型犬2,200円〜)。
規模が桁違いのドッグラン
ドギーズアイランドを選ぶ最大の理由は、総面積約13,000平米の天然芝ドッグランです。
小型犬専用・中大型犬専用・全犬種用・貸切用の4種類に分かれているので、ほかの犬が苦手な子でも安心して遊ばせられます。
ドッグプールやじゃぶじゃぶ池、1.2kmの散策コース「四季の花径」もあり、1日では遊びきれないほどの広さ。
犬用のスパやトリミングサービスも施設内にあります。
2026年6月末まで小型犬専用ドッグランの一部が環境整備工事中です。工事中は全犬種ランの一部を小型犬専用に振り替えて運営されています
2025年2月にはグランピング・ヴィラ棟もオープンしました。
アウトドア派には気になる選択肢です。
食事はビュッフェスタイルで、店内に犬を連れていけるレストランが複数あります。
犬用メニューも用意されているので、一緒にごはんの時間を楽しめるのがうれしいところ。
料金は2名1室で22,600円〜(朝食付き)と、今回紹介する5軒の中ではいちばんリーズナブル。
宿泊にはワクチン証明書(狂犬病+5種以上の混合ワクチン)が必要なので、忘れずに準備しましょう。
小谷流の里 ドギーズアイランド
¥22,600〜 / 泊(2名・朝食付き)
【南房総・白浜】白浜オーシャンリゾート — 太平洋を望むシーサイドドッグラン


房総半島の最南端・白浜にあるリゾートホテルです。
富津館山道路から約15分、東京駅から高速バスで約2時間30分でもアクセスできます。
ここは超大型犬まで対応、3頭までOKという受け入れの広さが特徴。
小型・中型犬は1頭目の追加料金が無料で、大型犬は1頭1,100円。2頭目以降は全サイズ+1,100円です。
海を見ながら走れるドッグラン
シーサイドドッグランは芝生敷きで、アジリティ設備やナイター照明も完備。
利用時間は9:00〜21:00と長めなので、朝も夕方も遊ばせられます。
1階のドッグフレンドリールームを選べば、オーシャンテラスから直接ドッグランに出られるので便利です。
夏にはワンちゃん専用プールもオープン。



海のにおいする…?
食事はバイキング+浜焼きスタイル。
犬と一緒に食事できるドギーラウンジ(テラス席)は暖かい季節限定・要予約なので、冬場の旅行では注意が必要です。
ドギーラウンジは季節限定営業です。時期によっては犬同伴での食事ができないので、予約時に確認しておきましょう
料金は1泊2食で2名25,300〜36,740円。
大型犬もOKでこの価格帯は、多頭飼いの家庭にもうれしい設定です。
ワクチン証明書は公式サイトでは「提示不要」とされていますが、念のため持参しておくのが安心。
白浜オーシャンリゾート
¥25,300〜 / 泊(2名・2食付き)
【外房・いすみ】五氣里(いつきり) — 黒湯の天然温泉とプライベート空間


2023年7月にオープンした、外房・いすみ市のラグジュアリーリゾートです。
市原鶴舞ICから約30分。JR大原駅からの送迎もあります(事前予約制)。
五氣里の強みは、犬種・体重・頭数の制限がすべてなし、追加料金も無料という点。
犬連れ向けの部屋はドッグスイート、ドッグヴィラ、ドッグロフトスイートのほか、ドッグドームテントなど5タイプ用意されています。
全室に黒湯の天然温泉
すべての客室に天然温泉(黒湯)が付いています。
部屋で温泉に浸かれるので、犬を部屋に残して大浴場に行く必要がありません。
プライベートドッグランとプライベートプールが付いているのは、ドッグスイート(1棟限定)だけ。
ほかの部屋タイプにはドッグランがないので、専用ランを求めるならドッグスイートを選びましょう。
食事はフレンチコースのオーベルジュディナーか、グランピングBBQの2択。
BBQプランなら犬と一緒に食事ができますが、レストランへの犬同伴はできないので、犬と一緒に食事したい場合はBBQプランを選びましょう。
犬用フードの提供はないため、普段食べているごはんを持参する必要があります。荷造りリストに入れておきましょう
料金は素泊まりで2名39,400円〜、2食付きで2名61,400円〜。
ワクチン証明書(狂犬病+混合ワクチン)は必須です。
五氣里(いつきり)
¥39,400〜 / 泊(2名・素泊まり)
5つの宿の比較表 — 条件で絞り込む
| 宿名 | エリア | 体重制限 | 頭数 | 食事の犬同伴 | 1泊目安(2名) | 犬の追加料金 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| amane | 内房・鋸南 | 10kg以下 | 2頭 | 自炊OK | 5〜8万円 | 3,000円/頭 |
| DANQOO | 内房・岩井 | 10kg以下 | 2頭 | 個室OK | 7.4〜9.6万円 | 3,000円/頭 |
| ドギーズアイランド | 内陸・八街 | なし | 制限なし | レストランOK | 2.3万円〜 | 1頭目無料 |
| 白浜オーシャンリゾート | 南房総・白浜 | なし | 3頭 | テラス(季節限定) | 2.5〜3.7万円 | 1,100円/頭 |
| 五氣里 | 外房・いすみ | なし | 制限なし | BBQのみ | 3.9万円〜 | 無料 |
小型犬で静かに過ごしたいなら、amaneかDANQOO。
犬種を問わず、とにかく走り回らせたいなら、ドギーズアイランド。
大型犬や多頭飼いでコストを抑えたいなら、白浜オーシャンリゾート。
プライベート感と温泉を両立したいなら、五氣里のドッグスイート。
予算・犬の大きさ・過ごし方で絞ると、候補は1〜2軒に絞れるはずです。
千葉・房総の犬連れ観光スポット
宿の周辺で犬と一緒に立ち寄れるスポットも押さえておくと、旅のプランが立てやすくなります。
マザー牧場(内陸エリアからアクセス◎)
犬の入場OK(1頭700円)で、無料のドッグランもあります。
小型犬専用エリアがあるので、大きな犬が苦手な子も遊ばせやすいです。
園内はリード必須(巻き取り式は禁止)で、飲食店への犬同伴は基本的にできません(一部テラス席のみ可)。
10kg未満の犬は周遊バスにも乗車できます。
鋸山・日本寺(内房エリアの宿から近い)
犬連れでの参拝が可能です。
リード着用とフン処理のマナーを守れば、一緒に歩けます。
10kg以下の犬はロープウェーにも乗車OK(犬の乗車料は片道100円)。
でも、急な階段が多いルートなので、関節が弱い子やシニア犬は無理をさせないようにしましょう。
城山公園・館山城(南房総エリアの散歩に)
24時間開園・入園無料・駐車場も無料で、犬連れの散歩にちょうどいいスポット。
館山城の中には犬を連れて入れませんが、公園の広場や展望台からの景色だけでも十分楽しめます。
里見茶屋のテラス席は犬同伴OKで、散歩のあとの休憩にぴったり。
予約前に確認しておくと後悔しないこと
最後に、千葉・房総の犬連れ旅行で見落としがちなポイントをまとめます。
- ワクチン証明書:宿によって「必須」「持参推奨」「不要」とバラバラ。どの宿でも持っていくのが安心
- ドッグランの専用・共用の違い:「ドッグランあり」が専用とは限らない。ほかの犬が苦手な子は確認を
- 食事の犬同伴条件:季節限定・テラスのみ・BBQのみなど制約がある宿もある
- 犬用フードの持参:施設で提供がない宿もあるので、普段のごはんは必ず持っていく
- 料金の変動:時期やプランで大きく変わるので、各宿の公式サイトや予約サイトで最新情報を確認する
千葉・房総は東京から近いぶん、「合わなかったらまた来ればいい」と気軽に試せるのが最大のメリットです
エリアの性格を知ったうえで宿を選べば、犬も飼い主もリラックスできる旅になります。
まずは愛犬の体重制限と、自分たちが求める過ごし方を照らし合わせて、候補を絞ってみてください。
- 犬と泊まれる千葉の宿に持っていくべきものは?
-
ワクチン証明書(狂犬病+混合ワクチン)、普段のフード、リード、トイレシート、うんち袋が基本です。宿によっては犬用アメニティが充実しているところもありますが、フードは持参必須の宿もあるので事前に確認しておきましょう。
- 小型犬と大型犬で泊まれる宿に差はある?
-
あります。amaneとDANQOOは10kg以下の小型犬のみですが、ドギーズアイランド・白浜オーシャンリゾート・五氣里は体重制限なしで大型犬もOKです。大型犬の場合は追加料金の有無もあわせて確認するのがおすすめです。
- 千葉・房総で犬と一緒に食事できる宿はどこ?
-
DANQOOは個室ダイニングに犬同伴OK、ドギーズアイランドはレストラン内に同伴できます。白浜オーシャンリゾートはテラス席で暖かい季節のみ、五氣里はBBQプランなら一緒に食べられます。amaneは自炊スタイルなので、部屋で犬と一緒にごはんを楽しめます。










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