入居日に何もしないと、退去日に泣く

引越し初日の部屋はこんな状態。とてもちくわを連れてこられる環境じゃなかったので、この日は実家に預けていました。
犬と賃貸で暮らすとき、部屋探しに必死になる方は多いですよね。でも、本当に差がつくのは部屋を決めた後、入居日に何をするかだと思っています。
私たちは3年前に妻とちくわ(ポメラニアン)の3人で、築20年の賃貸アパートに引っ越しました。リノベ済みの1室で、建物自体は古め。正直、理想の物件ではなかったと思います。ペット可で探すと選択肢がガクッと減るんですよね。駅近・築浅・ペット可の3つを全部満たす物件はほとんどなくて、どこかで妥協するしかなかったのが現実です。
でも退去したとき、壁の修繕費を請求されることもなく、近隣トラブルも一度もありませんでした。
それは入居日にやるべきことを全部やったからです。
私たちがやったのは、床の保護・留守番スペースの工夫・防音対策の3つ。どれもお金をかけすぎず、入居日にできることばかりです。
床の保護は入居日にやらないと意味がない

犬と賃貸で一番怖いのが、おしっこの染み込みです。フローリングでも畳でも、一度染み込んだら退去時に高額請求される可能性があります。
私たちがやったのは、畳の上に防水のフローリングマットを敷くことでした。
こんな感じで畳を完全にカバーしています。これなら万が一トイレを失敗しても、マットを拭くだけで済みます。
この習慣は今住んでいる分譲マンションでも変わっていません。入居初日にまずマットを敷くのが、もう当たり前になっています。
「うちの子はトイレ完璧だから大丈夫」と思っていても、体調不良や環境の変化で失敗することはあります。後から敷いても、それまでに一度でも失敗したらアウト。だから初日にやるんです。
壁もかじったり爪が当たったりで傷がつくことがあるので、気になる場所には保護シートを貼っておくと安心ですよ。うちのちくわは壁をかじる癖はなかったですが、念のために貼っていました。
あと意外と見落としがちなのが、ドア周り。犬が爪でガリガリやることがあるので、ドアの下部分にも保護シートを貼っておくのがおすすめです。退去時に「ここの傷はペットですね」と指摘されやすいポイントなので、最初からカバーしておいた方が安心ですよ。
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留守番スペースはケージの外に広げるべき

最初はケージの中で留守番させていました。でも、ずっと狭いケージの中にいるのはストレスになりますし、もう少し広いスペースでのびのびさせたいと思っていたんですよね。
ただ賃貸だから、部屋を自由に歩き回らせるわけにはいきません。壁や床を傷つけるかもしれません。退去時の請求が頭をよぎると、フリーにする勇気がありませんでした。
そこで買ったのがペット用のパーテーションです。ケージよりも広いスペースを囲えるので、犬ものびのびできますし、行動範囲は制限できます。
上の写真はペットカメラから見たお留守番中のちくわです。カメラ越しに「ちくわ〜」と声をかけたら、「ん?」って顔でじーっと見つめてきました。
留守番中にペットカメラがあると、仕事中でもスマホでちくわの様子が確認できます。最初は「吠えてないかな」と不安で何度もチェックしていましたが、パーテーションの中でぐっすり寝ている姿を見て安心できるようになりました。
ペットカメラはもともと吠えの確認用に買いました。でも声かけ機能で話しかけるとしっぽを振ってくれるのが見えて、それだけで買ってよかったと思いましたね。
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声かけ機能もあるので、留守番中の不安がかなり減ります。賃貸で犬を飼うなら持っておいて損はないですよ。
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防音は住んでみないとわからない

築20年の建物だったので、防音性能はそこまで高くありませんでした。車通りの多い場所だったこともあって、外の話し声や車の音が部屋の中まで聞こえてきたんです。
ちくわはその音に反応して吠えることが何度かありました。夜、外を歩く人の声に「ワンッ!」と1回だけ短く反応するんですよね。本人は警戒してるだけなんですけど、隣に聞こえてないかヒヤヒヤしました。
犬が吠える原因は「室内」じゃなく「外の音」というパターンが多いです。物件の内見では、窓を閉めた状態で外の音がどのくらい聞こえるか確認しておくといいですよ。
最初は「賃貸だしある程度は仕方ない」と思っていたんですが、夜中に吠えたときは正直ヒヤッとしました。隣の住人に迷惑をかけていないか、退去時に「騒音クレームがあった」と言われないか。そういう不安が常にあったんですよね。
対策としてやったのはこのあたりです。
- 窓に防音カーテンをつけた
- 吠えたときは叱らず、まず窓の方を一緒に見て安心させた
- テレビやBGMを流して外の音をカバーした
正直、完全には防げませんでした。でも「吠えたら怒る」より「吠える原因を減らす」方がずっと効果がありましたよ。
ちくわ……外がうるさいと気になるんだよね
退去トラブルゼロで終われた理由
この賃貸アパートを退去するとき、追加の修繕費は一切ありませんでした。近隣からのクレームもゼロです。
振り返ると、入居初日からの準備がそのまま結果につながっていました。
退去の立ち会いのとき、管理会社の方に「犬を飼っていたんですか?全然わかりませんでした」と言われたのは嬉しかったです。床を守り、行動範囲を区切り、吠えの原因を減らす。どれも入居日にやったことばかりですが、やるとやらないでは結果がまったく違っていたと思います。
どれも特別なことじゃありません。でも「入居してから考えよう」だと、大体やらないまま退去日を迎えてしまいます。やるなら入居日です。
まとめ
犬と賃貸は気を使うことが多いですよね。物件選びで妥協せざるを得ないことだってあります。
でも、部屋のスペックより入居日の準備の方がよっぽど大事でした。私たちは築20年の団地で暮らして、退去トラブルゼロで終われました。
- 床の保護は初日に。一度でもおしっこが染み込んだら取り返しがつきません
- 留守番はパーテーションで広めに。ケージだけだと犬のストレスになります
- ペットカメラは安心のために。吠えの確認と声かけで犬も飼い主も落ち着きます
- 防音は入居前に確認。築古は外の音が想像以上に聞こえます
これから犬と賃貸暮らしを始める方は、部屋が決まったらすぐに入居日の準備リストを作ってみてくださいね。
- ペット可物件で猫と犬の扱いは違う?
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物件によります。「小型犬1匹まで」「猫不可」など条件が細かく分かれていることが多いので、問い合わせ時に犬種・サイズ・頭数を必ず伝えましょう。契約書の「ペット飼育に関する特約」もしっかり確認してくださいね。
- ペット可の賃貸は家賃が高い?
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同じエリアの物件と比べて家賃が5〜20%ほど高い傾向があります。たとえば家賃7万円の物件なら、3,500〜14,000円ほど上乗せされるイメージです。敷金も1ヶ月分多く求められることがあります。ただ、退去時の原状回復費を考えると、最初からペット可を選んだ方がトータルで安く済むこともありますよ。
- 退去時にペットによる傷で高額請求されることはある?
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あります。壁紙の張り替え(1面2〜5万円)、フローリングの補修(1箇所1〜3万円)は高額になりやすいです。入居時に床・壁を保護しておけば防げるものがほとんどなので、初日から対策するのが一番安上がりです。





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