散歩グッズを揃えるとき、リードより先に悩んだのが「首輪にするか、ハーネスにするか」でした。
ペットショップで眺めても種類が多すぎて、どれを選べばいいのかさっぱりわかりません。店員さんに聞いても「お好みで大丈夫ですよ」と返されるだけで、余計に困りました。
私たちは最初の散歩からずっとハーネスで、首輪を使ったことがありません。 これまでにハーネスを3本使ってきて、今はユリウスK9に落ち着いています。
首輪を使ったことがないからこそ、どちらかに肩入れせずに両方のメリット・デメリットをしっかり調べて比較しました。首輪派の飼い主さんの声も集めているので、参考にしてもらえたらうれしいです。
ハーネスと首輪、違いはたった1つ

ひとことで言うと、リードの力がかかる場所が違います。
首輪は首の1点でリードの力を受け止めます。ハーネスは胸と背中の広い面積に力が分かれます。散歩中にリードが張ったとき、首輪だと首にダイレクトに負荷がかかります。ハーネスなら体全体に分散されるので、首がぐっと楽です。
小型犬はポメラニアンやチワワなど、気管がつぶれやすい犬種が少なくありません。首にかかる力をどう考えるかが、選ぶときの大きな分かれ目です。
首輪のメリット・デメリット
首輪の最大の強みは着脱の楽さです。 カチッと留めるだけで散歩の準備が完了します。毎日のことなので、この手軽さはけっこうありがたいです。
迷子札や鑑札をぶら下げておけるのも首輪ならではのメリットです。ハーネスだと取りつける場所に困ることがあります。
しつけの面でも使いやすいです。リードの合図が首に直接伝わるので、「ついて歩く」練習がやりやすくなります。
- 着脱が数秒で完了する
- 迷子札・鑑札をつけておける
- リードの合図がダイレクトに伝わる
一方、デメリットも気になるところ。
- 引っ張ったとき首に負担が集中する
- 気管がデリケートな犬種にはリスクになる
- 首が細い子はすっぽ抜ける可能性も
ちくわくびがギュってなるのこわいです
引っ張り癖がある子だと、散歩のたびに気管に負荷がかかります。でも、引っ張らない穏やかな子であれば首輪でも快適に散歩を楽しめます。
実は首輪派も多い
私たちは首輪を使ったことがないので、実際にどのくらいの飼い主さんが首輪を選んでいるのか気になって調べてみました。
ペット保険の比較サイト「ピクシー」が飼い主300人にアンケート(2022年)を実施しています。結果はハーネスが44%、首輪が39%、両方使い分けが16%でした。思っていたより首輪派が多いです。
首輪を選ぶ理由としては「装着しやすい」「犬が嫌がらない」が多かったそうです。たしかに毎日のことなので、着脱がスムーズなのは大きなメリットですよね。
うちのちくわはハーネスを嫌がることはなかったけど、毛が多すぎてパチッと止める留め具(バックル)を探すのに毎回手間取ります。正直、首輪ならこの苦労はないだろうなと思うことはあります。
首輪が合う子は確実にいます。「ハーネスが正解」と決めつけずに、愛犬の反応を見て選ぶのがいちばんです。
カラー アンド グレイ カラー color&gray collar(首輪) 幅20mm 25mm 6色
¥2,255〜
ハーネスのメリット・デメリット


首への負担が体全体に分散される。これがハーネスのいちばんのメリットです。
うちはロングリードを使って公園でちくわを走らせることがあります。急に止まったときの衝撃が、首輪だと首に一気にかかるんですよね。ハーネスなら胸と背中に力が散るので、安心して遊ばせられています。
背中にハンドル(持ち手)がついているタイプなら、とっさに止めたいときにサッとつかめるのも便利です。
- 首・気管への負担が少ない
- 正しく装着すれば首輪より抜けにくい
- 背中のハンドルでとっさに対応できる
デメリットもあります。
- 着脱に手間がかかる(首輪の数秒とはいかない)
- お腹と首の2箇所でサイズ調整が必要
- 引っ張っても苦しくないぶん、引っ張り癖がつきやすい面も
ハーネスはお腹まわりと首まわりの2箇所でサイズ調整が必要です。面倒でもトリミング後や体重が変わったタイミングで、フィット感を見直しておくのがおすすめです。ゆるいまま散歩すると、すっぽ抜けにつながります。
ここまでの違いを表にまとめます。
| 比較項目 | 首輪 | ハーネス |
|---|---|---|
| 首への負担 | 大きい | 少ない |
| 着脱の手軽さ | ◎ 数秒で完了 | △ やや手間 |
| しつけ | ○ 合図が伝わりやすい | △ 伝わりにくい |
| 引っ張り癖 | 苦しいぶん抑制になる | 苦しくないので癖がつきやすい |
| 安全性(抜け) | △ 抜けやすい子もいる | ○ 正しく着ければ安定 |
| おすすめな子 | 引っ張らない子・しつけ中 | 引っ張る子・気管が弱い犬種 |
ハーネスを3本使ってきた話


うちがハーネスを選んだ理由はシンプルで、首への負担が気になったからです。
子犬の頃にペットショップで首輪を手に取ったんですが、ポメラニアンの細い首にリードの力が全部かかるのが怖くて棚に戻しました。
小型犬には気管虚脱(気管がつぶれて呼吸しにくくなる症状)のリスクがある犬種も多いです。万が一を考えると、首に負荷がかからないほうがいいだろうと。個人的な判断ですが、最初からハーネスを選んでいます。
1本目は子犬用の小さいものを選びました。体が成長してすぐサイズが合わなくなり、数ヶ月で買い替えになっています。2本目は少し大きめを選んだものの、ちくわが噛んでボロボロにしてしまい短命でした。
3本目に選んだのが、ユリウスK9のハーネスです。
2年以上使っていますが、生地がかなり丈夫でまったくへたっていません。前の2本があっという間にダメになったのと比べると、長い目で見てコスパが良いです。表面は水を弾く素材、内側は通気性の良い生地で、反射素材もついているので夕方の散歩でも安心です。
ユリウスK9はサイドに愛犬の名前入りワッペンを貼れます。オリジナルのカスタムラベルをオーダーできるのも人気のポイントです。
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ポメラニアンは毛がもふもふなので、ハーネスが毛に埋もれて装着に手間取ります。正直、首輪のほうが楽だなと感じたことも何度かあります。それでもロングリードで走っているときの首への負担を考えると、ハーネスにしておいてよかったと思っています。
毎回「留め具どこ…?」って毛をかき分けてます
1つだけ失敗談があります。トリミングで毛を短くカットした直後、サイズ調整をそのままにして散歩に出たことがあります。毛がなくなったぶん体が細くなっていて、歩いている途中でスポッと抜けてしまいました。
幸い大きな道ではなかったので大事には至っていませんが、かなり焦りました。
トリミング後は毛のぶんだけ体が細くなります。散歩前にハーネスのベルトを締め直さないと、すっぽ抜けの原因になります。
ハーネスを選ぶときの3つのポイント
サイズの調整幅で選ぶ
子犬のうちは体がどんどん大きくなるので、ベルトの調整幅に余裕があるものを選んでおくと長く使えます。うちの1本目は調整幅が小さくて、あっという間にサイズアウトしました。成犬になってからも毛量の変化があるので、調整幅の広さは意外と重要です。
素材の丈夫さで選ぶ
安いハーネスは生地が薄くて、噛まれるとすぐボロボロです。2本目がまさにそれでした。ユリウスK9のように丈夫な素材のものは最初の出費が大きくても、2年以上もつなら結果的にお得です。
毛量が多い犬種は着脱のしやすさも大事
ポメラニアンやシーズーのように毛が多い犬種は、ハーネスの着脱がひと苦労です。頭からかぶせるタイプよりも、留め具で開閉できるタイプのほうが毛をかき分ける手間が減ってスムーズです。
ユリウスK9は左サイドの留め具で開閉するタイプです。もふもふの犬種でも比較的着けやすい設計になっています。
まとめ
首輪とハーネス、どちらが合うかは犬の体型や性格、散歩スタイルで変わります。
| タイプ | こんな子におすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 首輪 | 引っ張らない子・しつけ中の子 | リードの合図が伝わりやすく着脱も楽 |
| ハーネス | 引っ張る子・気管が弱い犬種・ロングリード派 | 首への負担が体全体に分散される |
うちはハーネス一択ですが、これはあくまで個人の意見です。どちらを選ぶにしても、サイズのフィット感だけは定期的に確認しておきたいところです。
迷ったらお店で試着するのが確実です。ネットのレビューだけではフィット感はわからないので、愛犬を連れて行って実際に合わせてみるのが早いです。



おさんぽいきたいです!
- 首輪とハーネス、両方を使い分けるのはあり?
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ありです。散歩はハーネス、ふだんは迷子札用に首輪をつけている飼い主さんは多いです。用途で分けるのがいちばんスムーズです。
- ハーネスは何ヶ月から使える?
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子犬でも使えます。ワクチン接種が終わって散歩デビューする生後3〜4ヶ月頃から、サイズの合うものを選べば問題ありません。
- ハーネスを嫌がるときはどうすればいい?
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まず室内で短い時間だけ着けて、おやつをあげながら慣らすのがおすすめです。「ハーネス=いいことがある」と覚えてもらえると、スムーズに着けさせてくれるようになります。


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